中国山地幻視行～比婆連山・紅葉は今一つ

中国山地幻視行～比婆連山・紅葉は今一つ

　広島県北の比婆連山に10月28日、向かった。いつもは六ノ原から入るが、今年は逆コースをたどった。立烏帽子直下の駐車場に車を置き、まず立烏帽子に直登、鞍部へ下った後、池の段へ登り返した。そこから比婆山へ向かい、御陵からＵターンして駐車場へ戻った。
　予報は「快晴」マークだったが、現地は晴れと曇りがまだら模様。おまけに北風が吹く天候だった。広島、島根の県境地帯である。風は日本海から吹いてくる。冷たさが秋の深まりを感じさせる一方で、目当ての紅葉は今一つだった。立烏帽子と池の段周辺は例年、ホツツジで赤く染まるのだが、時期尚早の感があった。10月初めの異例の夏日が響いたのだろうか。

黄葉越しに中国山地を望む

立烏帽子から池の段

池の段から立烏帽子

秋の風にススキが揺れる

池の段㊧と立烏帽子

池の段から比婆山

比婆山の黄葉

比婆御陵の象徴、イチイの古木。枯死寸前である

タグ：黄葉 比婆連山 紅葉 中国山地