SSブログ

中国山地幻視行~窓が山・いつもと違う道 [中国山地幻視行]


中国山地幻視行~窓が山・いつもと違う道


 頂上までもうすぐだ。そう思い登山路をたどった。頭上から声がする。だれか降りてくるらしい。つづら折りの道に立っていたのは、かつて職場で一緒だったUさんだった。
 窓が山は、いつもなら広島市佐伯区五日市の魚切(南側)から登るが、この日に限って安佐南区沼田の憩いの森(北側)を出発点とした。かつての山仲間が通い、登山道を整備してきたと聞いたからだった。確かに、丸太が整然と埋め込まれた道は階段状になり、歩きやすかった。倒木も見当たらない。活動の成果が出ていた。

 実は、この情報を寄せてくれたのがUさんだった。この日は活動を共にするもう一人の男性と一緒だった。10分ほども立ち話をしただろうか。二人は下山、私は頂上を目指した。
 窓が山の東峰。誰もいなかった。遥かに広島湾。前日より急激に上がった気温のためか、靄がかかっていた。広場には、ほうきの掃き目が清々しかった。この山はキレットを挟み頂上が二つある。若干高い西峰(711㍍)が頂上とされている。先ほどの二人が掃き清めたと思われる広場を見て、通り過ぎてしまう気にもなれず、ここを頂上として昼飯とすることにした。従ってこの日の窓が山は東峰の往復となった。 


1DSC02587-2.JPG
登山道の出発点。寒々とした光景だが、道は整っている

2DSC02589-2.JPG
階段を上ると、水平の道

3DSC02591-2.JPG
隣の山への縦走路は通行止めのようだ

6DSC02594-2.JPG

東峰の頂上から。靄がかかっている

7DSC02602-2.JPG
アップにしても視界不良

8DSC02606-2.JPG
北側の大峰山。雪をかぶっている?

9DSC02596-2.JPG
ほうきの掃き目が清々しい


nice!(8)  コメント(0) 

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。