SSブログ

中国山地幻視行~厳島・恐る恐る石段を上る [中国山地幻視行]


中国山地幻視行~厳島・恐る恐る石段を上る


 昨年暮れ以来、腰痛に悩まされ「風と歩く」も1か月余りブランクが生じた。近くの外科クリニックに通いなんとか好転したので、果たして山登りは可能か、と1月9日厳島の弥山(535㍍)にトライした。

 なんだ、500㍍の山か、と馬鹿にしてはいけない。連絡船を降りて海抜ゼロ㍍から。山頂の標高は正味、足で稼がなければならない。いくつかのコース(主要には三つ、ほかにもあるらしい)があるが、私が常用するのは大聖院横から石段を上る登山路。この日、船を降りるといくつかのグループが手ぐすねを引いていたが、大聖院コースを選んだ人はいなかった。そんなわけで前にも後ろにも人のいない山道を悠々と歩いた。
 山頂、さすがに人が多かった。特に目についたのは外国人。最近、よく言われる観光ニッポンへのインバウンドであろうか。日本人より多いのでは、と思われた。予報では晴れだったが薄曇り、気温やや低め。眼下の瀬戸内海は薄く靄がかかっていたものの春らしく鈍く光っていた。

 気がかりは腰痛。登りはさほどこたえなかったが、下りにかかると微妙に響いた。通常2時間ほどのコースだが、この日は恐る恐る、2時間半ほどかかった。まあ、上出来の部類だろう。


1DSC02556-2.JPG
厳島といえば、この大鳥居

2DSC02558-2.JPG
海上に浮かぶ神社の回廊

3DSC02560-2.JPG
壮麗な五重塔。国重文である

4DSC02566-2.JPG
仁王門をくぐれば、山頂まであと一息

5DSC02570-2.JPG
山頂展望台から。眼下に広がる瀬戸内海

6DSC02568-2.JPG
しばし春の海に見とれる

7DSC02550-2.JPG
厳島合戦、陶晴賢最後の地、駒が林。結構人が多い

8DSC02552-2.JPG
今日のコースの出発点、船着き場

9DSC02579-2.JPG
空海が開いたといわれる大聖院の霊火堂。1200年消えずの火がある

10DSC02586-2.JPG
頂上直下、胸突き八丁にある水かけ地蔵


タグ:厳島神社
nice!(10)  コメント(2) 

nice! 10

コメント 2

Jetstream

今年の初山歩き、無事に出来て良かったですね。
また厳島神社の弥山とはいいですね。
私も腰痛がでてしまいました。しばらくは自重です。
by Jetstream (2024-01-20 19:59) 

asa

> Jetstream さん
おたがい体に気を付けて、山にも登りましょう

by asa (2024-01-21 10:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。