SSブログ

中国山地幻視行~不運に不運が重なって・恐羅漢山 [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~不運に不運が重なって・恐羅漢山


 今は梅雨か、と思われた雨マーク続きの予報も、久しぶり晴れマークがついた。これを逃してはならないと出かけたが、不運に不運が重なってなんともさえないことに。写真も、お見せするものはないことを承知のうえで何枚かアップしたことを、ご承知置き願いたい。
 8月27日、恐羅漢山へ向かった。前日の予報では、現地は快晴だった。
 戸河内ICを下り、明神橋まで来ると予想もしなかった「通行止め」の看板。この先の国道が先日の豪雨で土砂崩れのため通行不能らしい。事前に調べておけばよかった。しかし、後の祭りだ。通りかかった人にう回路を聞いた。ICまで戻ってもう一本東の国道を北上し、途中から大規模林道(大朝鹿野線芸北戸河内区間)に入る。これしかないという。目的地まで「コ」の字型に走らねばならない。どれくらいかかるか聞いてみると、1時間半ぐらいとのこと。ああ。
 ほかに手立てがないので、聞いた通りの道筋を行った。林道への分岐は分かりにくかったが、奇跡的に入ることができた。林道だから道幅は狭いし、くねくねしている。1時間ほど我慢すると、突然大きな看板。「恐羅漢」と書かれた、見慣れた看板だ。これでたどり着ける、と一安心。
 駐車場に車を入れる。見上げると厚い雲。山頂付近もガスに包まれている。あの中は雨か、それともただのガスか。いずれにしても眺望はなさそうだ。気が重くなったが、ここまで苦労して登らず帰るという選択肢はなかった。
 案の定、頂上からは何も見えず。まあ、飯でも食って帰るか、と思ったとたん、土砂降りの雨。なんと不運が続く日よ、と思いつつ、雨中のコーヒーを楽しんだ。


DSC00649のコピー.jpg
恐羅漢の山頂。雨が降り始める前だった

DSC00652のコピー.jpg
山頂から。ああ、何も見えない…

DSC00658のコピー.jpg
スキー場の上部まで下ると雨雲は切れ、薄日が差し始めた


nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。