中国山地幻視行~高岳・黄金の緞帳 [中国山地幻視行]
中国山地幻視行~高岳・黄金の緞帳
聖湖畔の道を行く。小さな橋の真ん中あたりに車が止まっていた。頭の中を「?」が駆け巡った。事故だろうか…。近づくと、事情が呑み込めた。入り江に朝日が当たり、湖面に映る紅葉が「絵」を構成していた。さすがに橋の中央で見とれるには気が引け、たもとに車を置き、引き返してシャッターを押した。
11月7日、目当ての山の登山口付近に車を置くと後続車の女性が声をかけてきた。「すごい天気ですね」。「紅葉もちょうど頃合いのようですね」と返した。
広葉樹の中を緩く登る登山道は、陽を浴びて黄金の緞帳のようだった。ついついカメラを向けるのに忙しく、「歩き」がおろそかになった。しかし、1時間もあれば頂につく山である。ほどなく360度展望の広場に出た。
登山口の女性は直後に来た車に同乗、引き返していった。聖山からここ高岳まで縦走をかけたらしい。そのための分散駐車のようだった。若いころはこの山の往復では物足りず、縦走路を行ったものだったが、今では山頂までのピストンがちょうどよくなった。往復に紅葉見物の時間を割く余裕もあるというものだ。
11月7日、目当ての山の登山口付近に車を置くと後続車の女性が声をかけてきた。「すごい天気ですね」。「紅葉もちょうど頃合いのようですね」と返した。
広葉樹の中を緩く登る登山道は、陽を浴びて黄金の緞帳のようだった。ついついカメラを向けるのに忙しく、「歩き」がおろそかになった。しかし、1時間もあれば頂につく山である。ほどなく360度展望の広場に出た。
登山口の女性は直後に来た車に同乗、引き返していった。聖山からここ高岳まで縦走をかけたらしい。そのための分散駐車のようだった。若いころはこの山の往復では物足りず、縦走路を行ったものだったが、今では山頂までのピストンがちょうどよくなった。往復に紅葉見物の時間を割く余裕もあるというものだ。
2022-11-08 15:33
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