中国山地幻視行~大峰山・梅雨の合間に [中国山地幻視行]
中国山地幻視行~大峰山・梅雨の合間に
大峰山に6月16日、登った。2日前に当地方の梅雨入り宣言が出て直後の晴れ間を狙った。しかし、予報に反して朝から厚い雲が垂れ込めた。
麓の広場に車を入れる。先行車はなかった。気温は20度あたり、湿気がまとわりつく。登山口あたりに白い花。シャクナゲのようだ。自然に生えたものか園芸用か。このあたり別荘地である。判別はつかなかった。
登り始めて気づいた。ときおり弱い日差しがのぞくものの、風がやけに冷たい。その割に高湿のため、汗が噴き出る。メッシュのベストに半袖シャツで家を出たが、途中でもう一枚重ね着する羽目に。
山頂の岩峰に男性2人。周囲を見渡すが曇り空の下、もやって見通しはきかない。湿気のせいか、それとも梅雨期に山に登る酔狂のせいか。心を残して下山にかかると、途端に木漏れ日が山道で揺れた。皮肉なものだ。
2022-06-18 11:16
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コメント(2)
風が冷たいのに汗が噴き出るとは大変なコンディションですね。
大峰山町は晴れていれば見通しがよさそうです。もう少し待っていれば感動の光景が広がったかもしれませんね。
by tochimochi (2022-06-27 17:29)
> tochimochi さん
まったく、暑いのか寒いのか…。おまけに山頂はもやって何も見えず。こんな日もあります。
by asa (2022-06-28 13:49)