追悼・笹本稜平さん [山の図書館・映画館]
追悼・笹本稜平さん
山岳小説の名手、笹本稜平さんが亡くなった。1月15日付朝日新聞によると、昨年11月に急性心筋梗塞で旅立ったという。まだ70歳だった。
国際情勢を織り込んだ「天空への回廊」から奥秩父の山並みに人生模様を映しこんだ「春を背負って」まで、実に多彩な山岳小説を楽しませてもらった。怪異な相貌のマカルー西壁を舞台にした「希望の峰」も忘れがたい。もう新作が読めないのか、と思うと寂しい限りである。
御冥福を祈りたい。合掌。
2022-01-16 13:59
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コメント(6)
合掌・・・ 70歳は早すぎますね。
天空の回廊、読んでみたいです。最近は目が劣化し本を読むのがつらくなりました。電子ブックで探してみます。
by Jetstream (2022-01-17 16:37)
>Jetstream さん
70歳は早すぎます。あと10年は楽しませてほしかったですね。
それにしても、「最近は目が劣化…」よくわかります。私も眼をしょぼしょぼさせながら、読んでます。
by asa (2022-01-17 18:13)
笹本稜平さんは存じ上げておりませんでした。
その内読んでみたいと思います。合掌。
by tochimochi (2022-01-18 20:19)
> tochimochi さん
ご訪問ありがとうご会います。ぜひ読んでみてください
by asa (2022-01-22 10:08)
偶然、このサイトにたどり着き愕然!!
笹本稜平さんの山岳小説は、自分も夏・冬のハードクライミングをしてきた身として、文章に違和感のない、本当に自分が昇っているような錯覚にさえなります。年齢を重ね今は公園歩きしか出来ない自分の夢を呼び覚ましてくれます。他の作家ではこれらの表現は出来ません。これから、新作を読むのを楽しみにしていました。もう、ソロシリーズに登場する人たちとも会えないのですね・・ポカリと、心に空洞が出来た感じです。
さみしいです・・笹本さん、天国でもわくわくする山岳小説を書き続けてくださいね、いずれ、読ませてもらいに行きます。楽しみいしています。
by チャックG (2022-02-22 10:15)
>チャックGさん
ハードクライミングをしてきた方に恐れ多いばかりですが、同好の方にお会いでき、うれしいばかりです。笹本さんのおかげかもわかりません。
by asa (2022-02-24 14:03)