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中国山地幻視行~深入山・残雪のころ [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~深入山・残雪のころ


 年とともに、背中の荷物の重量が気になり始めていた。そのことと正比例して、山へ行く回数が減り始めていた。これではいかん、とカメラを買い替えた。SONYのα7Cである。ほんとうは我が老いぼれた足腰のせいで別段、カメラにあたる必要はないのだが、コロナ禍での気分転換、というのが半分ぐらいある。
 フルサイズだが、本体は509g(バッテリー、SDカード込み)。この軽さはありがたい。NIKONやCANONでレンズ込み2㌔近いのを担いできたが、α7Cにカールツァイス16-35㍉(518g)をつけて1㌔ちょっとである。
 手始めに3月11日、広島芸北の深入山(1153m)に登ってみた。季節は残雪期と早春の境目あたり。足元に花はない。遠景主体である。
 誰もいない駐車場に車を止めた。いつも立ち寄る休憩所は閉まっていた。コロナ禍の影響だろう。手早く身支度を済ませ、荷をかついだ。カメラが軽い。空は青い。山頂まで雪はなかった。裏手に回ると、途端に雪原が広がった。しかしそれも、下るにつれて消えていった。はるかに望む恐羅漢山には、それでも大量の雪が残っていた。スキー場の長いスロープは、まだ半分ぐらい雪に埋まっていた。山頂直下の平原は、ほぼ雪原のようだ。あそこには、もう半月ほどたってからいくことにしよう。
 で、画質のほどは。SONYのα7RⅢの4000万画素と単純に比較はできないが(α7Cは2400万画素)、まずますの切れ味と感じた。ファインダーの小ささを気にする声もあるようだが、個人的には気にならなかった。


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南登山道から登った

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正面、雪が残る恐羅漢山

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この山の特徴である、なだらかな斜面

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山頂まで、あと一息

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山頂から。正面右は臥龍山

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山頂直下のあずまやの左に聖湖が見える

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山の裏側には大量の残雪

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深入山の山頂

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山頂から恐羅漢を望む

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あずまやを囲む残雪

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深入山の山頂の裏側

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大量の残雪

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林道コースの途中にあるあずまやから

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春の日差し

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α7C。16-35のレンズが大きく見える。絞り開放F4通しだが、風景を撮るのに問題はない


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コメント 4

BUN

ほとんど写真は撮らなくなった。所詮趣味程度だからいい写真などはない。粋がって一眼を何台も買ってはみたもののちゃんと撮れるまでにはならなかった。今はどこに行くのもiPhoneXのみ。自動HDRがちゃんと撮ってくれる。
by BUN (2021-03-12 23:12) 

asa

>BUNさん
まあ、下手の横好きですかね。でも、それでいいのでは。
by asa (2021-03-13 17:35) 

Jetstream

α7C、購入おめでとうございます。ソニーが市場のリーダーになるのでソニーを選択されたのは正解でしょう。私もフルサイズが欲しいですが・・
私は重くてデカい、デジイチPENTAX・KPと5つのKマウントレンズを処分し、山行はコンデジにすることにしました。
by Jetstream (2021-03-31 00:25) 

asa

> Jetstream さん
やはり、フルサイズは捨てきれないですね。ぼけ味が違うような気がします。しかし、重いのもイヤ。そこでα7Cという選択になりました。
by asa (2021-04-28 15:47) 

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