旅におぼれて～東欧・中欧点描①ブダペストの憂鬱

旅におぼれて～東欧・中欧点描①ブダペストの憂鬱

 

　１月中旬から下旬にかけて10日間、ヨーロッパの東側をめぐった。厳冬期というハンディはあったが、それはそれで各国の古都は味わいのある表情を見せてくれた。写真点描で、魅力の一端を紹介する。

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　関空を深夜に出て、イスタンブール経由で空路約15時間。ブダペストに着いたのは現地時間で早朝だった（時差８時間）。そのまま市内観光。王宮の丘からブダペストの街を眺める。雨にけぶっているが、古都の雰囲気は伝わる。ホテルにいったん帰った後、ドナウのナイトクルーズ。両岸の豪壮な建物がライトアップされて美しい。

　しかし、こんな建物を残しておくのはさぞ、経済的に負担であろう。それを大した使い道もなく、ライトアップして観光客に見せるだけとは…。

　昼間、王宮の丘を訪れたとき、現地のガイドさんにハンガリーの経済成長率を聞いてみた。「さあ…」と、ガイドさんは困惑した表情を見せていた（我ながら、無粋な質問をするものだ）。ライトアップした建物は、新しい顔を持つことなく佇む古都ブダペストの憂鬱な表情にも見えたのである。

王宮の丘からブダペストの市街地を望む。手前はブダペストの三橋の一つ、くさり橋

マーチャーシュ教会。13世紀にゴシック様式で建立され、15世紀にマーチャーシュ王が尖塔を建てた。オスマントルコの支配下ではモスクに改造されたこともある

漁夫の砦からブダペスト市街地を望む

ドナウ川ナイトクルーズ。ライトアップされた国会議事堂とくさり橋

タグ：中欧 東欧 ハンガリー ブダペスト

コメント 3

最後の写真、いいですね！
by minsuke (2014-02-06 20:02) 

昔一度仕事で行ったことがありますが、写真を拝見し思いだしました。ドナウ川のくるーずはいいですね。
by Jetstream777 (2014-02-07 11:08) 

≫minsukeさん
船の上なので、撮るのは結構苦労でした。

≫Jetstream777さん
ブダペストは行かれた方は多いようですね。行った時が雨だったのが、少し残念でした。ゲッレールトの丘からの眺望が楽しめませんでした。

by asa (2014-02-08 13:25)