中国山地幻視行~大峰山・赤と白の世界 [中国山地幻視行]
中国山地幻視行~大峰山・赤と白の世界 |
大峰山に向かう道は、マンジュシャゲが咲き乱れていた。「咲き乱れていた」というのもなんだか変か。そんな形容詞が似合う花とも思えない。「田の畔道をマンジュシャゲの群落が赤く染めていた」と言ったほうが、正確かもしれない。
このマンジュシャゲを写真に収めたが、画像調整に苦労した。露出のかげんや色の調整で、すぐにつぶれてしまうのだ。つくづく、赤は難しい。といってもフィルムで撮っていた時代はもっと大変だった。デジカメになって、少しは改良されたような気もする。
斜面に咲くマンジュシャゲ。彼岸花ともいう |
そろそろ本題に戻らなければならない。大峰山は奈良が知られているが、この日登ったのは広島の大峰山である。奈良の大峰は「大峯」と書く表記が多いようだが、広島のそれは「大峰」と書くのが多い。ただ、地元の人たちの中には「大峯」と称する向きもあるようだ。そのせいか、山頂の看板は「大峯」「大峰」の両方がある。
1050㍍。広島市内から最も近い千㍍峰と言われている。独立峰だ。ということは、登り一辺倒で結構厳しい。ただ、1時間余りで頂上に着く。「ちょっと登る」には手ごろな山だ。
頂上の看板は、消えかかっているが「大峯山」と「大峰山」の両方がある |
林間に静寂が漂う |
2009-09-28 17:19
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